熱中症にご用心

  梅雨も明けて、連日暑い日が続いております。今年は節電が勧められていることもあって、例年に比べて熱中症が増えています。熱中症は、①熱失神:皮膚血管の拡張によって血圧が低下し、脳血流が減少するためにおこり、めまい、失神、顔面蒼白をきたす、②熱疲労:脱水によって脱力感、めまい、頭痛、嘔吐などをきたす、③熱けいれん:大量に汗をかいたとき水分のみ補給すると塩分濃度が低下することによって筋肉に痙攣をおこす、④熱射病:体温の上昇によって中枢機能に異常をきたした意識障害(反応が鈍い、言動がおかしい、意識がない)をおこす、に分類されます。気温、湿度が高い時におこりやすく、数日かけて暑さに馴らしていくことも可能ですが、運動選手でない方は気温31℃以上では激しい運動は控え、35℃以上では運動を避けたほうが無難です。水分を十分に摂取し、同時に塩分も忘れずに取りましょう。症状のみられる時は、涼しい所で衣服をゆるめて休みましょう。意識障害がみられた場合は身体を冷やしながら急いで救急病院を受診して下さい。

 
Filed under: 医療情報 — admin 3:17 PM

東日本大震災義援金募金のご報告

当クリニック受付に設置した募金箱に5月12日現在10,835円の募金が寄せられました。ご協力ありがとうございます。日本赤十字社を通して被災地の方の支援金とさせていただきます。

Filed under: 東日本大震災 — admin 10:24 AM

避難所を回って

3月23日から5泊6日で富山県医師会の災害医療チーム(JMAT)として福島県いわき市に行ってきました。避難所は帰宅された方もあり、当初170カ所から現在60カ所ほどになっていました。ご高齢の方が多いのですが、生後2-3か月の乳児もみられます。水道がでない場所がまだ多く、ガソリンも不足していて給油所には約3時間の車の列ができています。高血圧はじめ普段内服されている薬がなくなった方、長期にわたる避難所生活で風邪をひかれた方、感染性腸炎の方、便秘、花粉症の方などがみられました。マイクで体調の悪い方をお聞きしても手を挙げられず、巡回するとようやく症状を話される方があり、声掛けが大事だと思いました。いわき市は日本で2番目に面積の大きい市で、海岸線があり「浜通り」と呼ばれています。そこは津波で多くの家が流され、がれきの山ができていました。北の方は原発から30Km圏内に含まれ、そこから非難されておられる方もありました。富山に帰ってくるときにようやくコンビニや一部のスーパーマーケットの営業がはじまり、少しずつ普段の生活を取り戻しつつありますが、問題は原発が今後どうなるかにかかっていると思いました。いわき市役所の方、医師会の方と復興したいわき市での再会を約束して帰ってきました。                                                                                                                                                                  

Filed under: 東日本大震災 — admin 4:38 PM

スギ花粉症について

富山県森林研究所によれば2月27日に海沿いのスギ林で開花が確認され、本格的な花粉シーズンに突入しました。今年の飛散は平年より1週間ほど遅れましたが、飛散量は非常に多くなると予測されています。3月中旬にピークを迎え、下旬まで多い日が続くと予想されています。治療と同時にマスクの着用、屋外での洗濯物や布団干しは控え、外出から戻られたときは衣服に着いた花粉を落としてから家に入るようにしましょう。

Filed under: 医療情報 — admin 10:42 AM